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CT-3 インプレッションのご紹介


2017年に発売しましたツインフィン・フィッシュのCT-3(Classical Twinfin-3)ですが、今現在もフィッシュ・ボードに興味のある方々からのオーダーが途切れること無く人気が続いております。

2003年に初代【CT-1】を字原氏にシェイプしてもらって以来、僕自身もフィッシュ・ボード独特の何とも言えないスピード感だったり、波のエネルギーを感じられるような乗り心地の虜になってしまっております。

【CT-1】

初代 【CT-1】はVボトムでした。

2004年に発売された

【CT-2】

2代目の【CT-2】はボトムに深めのシングル・コンケーブを施し、より、スピード性を向上させ前へ前へと走るボードに。

LOKBOX社より取り外し可能なキールフィンも登場しました。

シェイパーの字原氏とともに試行錯誤繰り返し、今の【CT-3】の形へと

2017年この形に、

何とも言えない丸みを帯びたノーズのアウトラインと、そこから伸びるストレートなテールへのライン、そして絶妙な深さとカーブのテール部分の切れ込み具合。 

そんな【CT-3】に恋をしてしまった方がもうひとり。

神奈川県に本社と製造工場を持つ某有名ウエットスーツメーカーに勤務される方 (仮名:T氏)。

そのT氏と絶妙なタイミングで【CT-3】のお話しをする機会があり、「たまたま」僕の車の中に1本の【CT-3】が入ってて、その1本が「たまたま」そのT氏が乗ってみたかった1本であったという、偶然と偶然が重なり試乗して頂くタイミングになった訳で。

そのT氏から貴重なインプレッションを頂きましたので、ここでご紹介させていただきます。

お貸し出ししたボードは下記の写真の CT-3 5’5”x 20 1/8"x 2 7/16" EPS x High Densityストリンガー x EPOXY

ラミネートです。

いつも大変お世話になっております。

生意気にも、半ば強引にボードをお借りさせていただいておりますが

自分なりのフィードバックをさせていただきたいと思い、メールをさせていただきます。

サーフボードの機能を論じることができるほどの実力と知識がないのですが、

感覚的な私見であることをお許しください。すみません。

まず、なぜこのCT-3-FISHに惹かれたかと言いますと、CRAFTのINSTAGRAMと羽田さんの

テイクオフを見たのがきっかけでした。(違う板かもしれませんが、ストリンガーの青い

フィッシュだったのを覚えています)羽田さん、スタイリッシュでした・・・さすがです。

1993年あたりから見よう見まねでFISHに乗らせていただき、FISHが好きで(なんでか?)

長短10本ほどのFISHに乗らせていただきました。

どれが一番でどれが機能的といった感覚はないのですが、振り返ると数回乗って手放した

FISH、何年も何年も直しながら乗ったFISH、折れて使えなくなってしまったFISHと

自分の波乗りにはFISHが根底にありました。大好きです昔から。

ただそれだけなんです。

『より鋭角』にとか『よりアグレッシブに』とかFISHのもつポテンシャルがさらに引き上がる

昨今ですが、自分はフィッシュのもつ滑らかでスムーズな『大人』な(中年/初老ですが)乗り味を追求したいと思っています。根元はニーボードで抜けられないセクションを抜けるための秘密兵器なのは

理解してますが、サーチング・フォー・トムカレンのJ-BAYで更に覚醒したくちです。

前置きが相当長くなりましたがCT-3(この呼び名で合ってますか?)ですが、すごく楽しいサーフィンを

もたらしてくれています。

何が楽しいかと言いますと『早く立てる』『スピード早い』『取り回しがすごく楽』『伸びがすごい』

この4点なんです。

フォームの種類、ボトムのカーボン削除、ロッカー、フィンの形状の良し悪しなどなど・・・・・細かな

データはお恥ずかしいですが一切論じることができないのですが、上記の4点がすごくバランスが素晴らしいと率直に感じることができました!

というのがインプレッションです。生意気で本当にすみません。

寒くても、風が強くても、少々二日酔いでも海に向かいたくなるモチベーションがアップする板なんだなあと

確信しました。自分的にはそれが一番大切な『ファンクション』なんです。

その中でも『グィッ』とゆっくり踏み込むと『サーッ』って泳いでくれる感覚は、今まで乗ったFISHのなかで

ダントツなフィーリングを感じました。これマジです。自然に溶け込んで、すーっとスピードに乗る感じが病み付きです。

先週の金曜日は波も良かったかもしれませんが、楽しませてくれたのは間違いなくこの板の性能でした。

これはお世辞抜きです。

もう少し乗り込ませていただき、更なるフィードバックをさせていただきます。

引き続き宜しくお願いいたします。


別の角度からのフィードバックありがとうございました。

これから、更なる、より良い物作りのエネルギーとさせていただきたいと思います。

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